文京区「心身バランス整体アルボル」の下田武志です。

子供って、なんであんあに「人に乗っかる」のが好きなんですかね。

「じっくり一人で気持ち良く体をほぐしたい」という大人の気持ちなど、4歳児は全くお構いなしです。

自分も子供の時はそうだったので、気持ちはわかりますけどね。

こういう写真を見ると、同じくらいの年齢のこどもを持つ親御さんなんかは、「そうそう!」「あるある!」ってなる人も多いでしょう。

可愛いわが子を、思わず「邪魔!」と思ってしまう自分に、罪悪感を覚えてしまう瞬間ですよね(笑)。

「邪魔」を「味方」に変える発想

アルボルが提唱する「マインドフル整体」は、自分の身体の感覚に集中して行うことが基本です。

なので、やりやすいのは一人きりの時です。

ですが、「一人きりの時間なんて、なかなか取れない」という人も多いはず。

子供のいる自宅サロンで働く僕も、その一人です。

僕は基本的に毎日自分で「マインドフル整体」を実践してますが、僕がやり始めると、決まって娘が絡みついてきます。

最初の内は、「乗っかられたら集中できないじゃないか!」と追い払ったり、マインドフル整体をやるのを諦めたりしていたんですけど、ある時から意識を変えました。

逆転の発想で、絡みついてくる娘を、マインドフル整体の「味方」だと思うようにしたんです。

上に乗っかってきた娘の体重や動きを感じながら、それがストレスにならないように自分の身体をコントロールしてバランスを取ります。

娘の体重の負荷が、限りなく減るような姿勢を取ると、自分の身体の軸が定まり、さっきまでストレスだった娘の重さを、心地良く感じるようになります。

自分の身体の軸が定まり、娘の体重と一体になった瞬間に、首や背骨の中心あたりに、気持ち良さがジワッと流れます。

そのあと、頭や身体が軽くなり、視界が明るくなります。

ちょうど、「操体法※」の施術を行うときに、施術者から受けた絶妙な刺激が、気持ち良く体の内部に染みわたる、あれと同じような感覚です。

※操体法というのは、うける人が能動的に身体を動かしながら気持ち良さを味わう、という整体法の一種です。

「受け取り方」を極めれば、整体師なんて不要になる

操体法のセッションでは、施術者の方がクライアントの動きや感覚に合わせて負荷の強さや方向をコントロールしますが、その逆をやっている感じですね。

そういえば、「整体の効果は、受ける側の感覚や、受け取り方によっても効果に差が出る」ということを、自分でも言っていました。

「受け取り方」を極めれば、絡みついてくる子供の体重でさえ、身体を整える「施術者」の役割を果たしてくれるということがわかりましたよ。

いつも自分が言っていることを振り返ってみたら、これこそが「マインドフル整体」だと言えるかもしれません。

実は、僕は日ごろから「僕みたいな整体師が近くにいて、僕に施術をしてくれないかな」と思っていました。

そんな、無いものねだりをするよりも、これからは執拗に絡みついてくる娘を「ちょっとストイックな整体師」だと思って、ありがたく受け取りたいと思います。

特に、子育て中の方は、よくあるシチュエーションだと思いますので、ちょっと思い出してやってみてください。

ちょっと難易度は高いですが、僕の施術を受けたことのある方、講座に参加したことのある方は、何となくイメージできるのではないでしょうか?

まずは、乗っかられた瞬間に「気持ち良い~!」と言ってみることから。

うまくいけば、かわいいわが子を喜ばせながら、自分の肩こりや腰痛も解消できますよ。

難しい場合は、「セルフ整体」の動画を見たり、施術を受けに来たりして、感覚を掴んでくださいね。