文京区後楽園の整体「心身バランス整体アルボル」です。

最近、産後のクライアントさんが増えているという話を以前書きました。

産後といっても、産後数カ月で来られる方もいますし、産後2~3年経ってから始めて来られる方もいます。

そういえば、普段何気なく「産後」という言葉を使っていますが、出産後いつまでのことを言うのでしょうか?

いつまでが産後?

産後という言葉をネットで調べても、定義としては「出産のあと」くらいしか出てきません。

いつまでを産後というかは、状況や各個人の考え方によっても違ってくるでしょう。

整体師として僕が考える「産後」は、

「産後の骨盤のリセット期を活かして、妊娠前よりも健康できれいな身体を作りやすい時期」

そういう意味では、最も重要なのが出産後 半年

出産で大きく開き、緩んでしまった骨盤は、約半年かけて修復され、締まっていきます。

ただ、産後3年間くらい、特に母乳をあげ続けている期間は、ホルモンの影響もあって、関節や筋肉も緩みやすく不安定な状態です。

ですので、この期間であれば妊娠前からの慢性的な不調や歪みも、比較的短期間でリセットできる可能性が高いです。

産後2年で初来院の方の症例

昨日も、「産後の整体」を希望ということで、初めてクライアントさんが来られました。

4歳と2歳のお子様をお持ちで、2人目の出産から2年以上経っていました。

産後から腰痛に悩み始め、何度かぎっくり腰も経験されています。

2人目の産後に腰が痛み始め、他の整体院に産後の骨盤矯正を受けに行ったらしいのですが、受けた直後は楽になるけど、またすぐに腰痛が出てしまう、ということを繰り返していたようです。

話を聞くと、ボキボキ鳴らしたりするな強めの矯正を受けていたということ。

産後の女性の体は非常にデリケートですので、僕としては強い矯正や揉みほぐしなどはお勧めできません。

強すぎる刺激は、その時は楽になったとしても、関節を不安定にしたり、逆に身体が硬直し、後々バランスを崩しやすくなるリスクもあります。

このクライアントさんの場合も、そういう傾向が身体に現れていました。

もともと環境や人からの影響も受けやすい体質のようで、慢性的な頭痛と、便秘もあるようでした。

施術では内臓の調整と足首の調整をすると、腰痛も減り、本人が無自覚だった首や肩の重さも減りました。

施術後は、狐につままれたような顔をしながらも、実際に身体が楽になったのを実感できたようで、次回の予約も取って帰られました。

女性にとって産後は「チャンス」です!

この方の場合も、一応「産後」扱いにはなるかもしれませんが、悩みの原因は妊娠するずっと前から始まっています。

元々あった癖や歪みが、産後のアンバランスな時期に一気に症状として現れたに過ぎません。

「バランスを崩しやすい」という意味では産後は「ピンチ」と言えるかもしれません。

しかし、産後のまだ不安定な時期だからこそ、慢性的な原因までリセットできる「チャンス」だとも言えます。

結局は、産後であろうとなかろうと、生まれた時からの経緯や習慣、性格など、全ての要素を加味しながら体のケアしなければ、本当の意味での改善はできません。

とはいえ、出産というのは身体にとっても心にとっても、非常に大きな変化を伴う出来事ですので、絶対に無視できない要素です。

だから、女性のクライアントさんを診る場合は、皆さんに出産経験があるかどうかを聞きます。

例え出産が20年前であっても、その時の体の変化が、現在の体の状態に影響しているものです。

そう考えると、一度出産した女性は、その後一生「産後」であるとも言えるかもしれませんね。

 

一般的には「産後」というと「大変な時期」「身体を壊しやすい時期」というイメージが強いかあもしれません。

それも間違いではないと思いますが、僕としては、産後は「健康と美容のチャンス!」と考えています。

産後を「大変な時期」にするか、もしくは「健康と美容のチャンス」にするか?

それが、僕ら整体師の手にかかっているのかもしれませんね。