座禅においては、調身、調息、調心と言って、身体、呼吸、心の全てを整えなければならない。

この中でも特に「調身」が最も重要で、身体が整えば、呼吸や心もおのずと整う、というのが座禅の考え方なんだって。

このとき「呼吸や心もおのずと整う」というのがポイント!

「整えよう」とするのではなく、勝手に整うというわけね。

なので、身体を整えることをしたら、呼吸や心に関してはただ「観察」すればいい。

「あ、変わったな」「整ったな」って。

もちろん、逆の影響もある。

僕自身も身体を整えるために特殊な呼吸法を使ったり、思考方や心理的なアプローチも実践はするけど、やっぱり、「身体から整える」というのが一番効果的に感じるし、第一わかりやすくて実践しやすい。

明日のセルフ整体入門で扱う「姿勢と呼吸」というのも、意図的につくったり操作するのではなく、どちらかと言うと「観察」する対象として扱う。

言ってみれば、「意識しなくても結果として整ってしまう」もの。

ただ、そんなふうに結果として起こった変化にちゃんと気付けるかどうか、それをどう捉えるか、といった意識があるかないかで、セルフ整体の効果も意義も全く変わってくる。

姿勢も呼吸も、意図的につくったり操作したりすることはできるけど、それだとどうしても不自然になってしまう。

いつも言っているように、アルボル式のセルフ整体は「いかに日常の中に組み込めるか」がテーマのひとつなので。

今回のセルフ整体入門では、意図的に姿勢や呼吸を使って体や心を整える方法もやる予定だけど、基本的にはこれらを「観察対象」として扱う。

姿勢も呼吸も「普段はあまり意識せず自然と起こっているけど、意識すれば操作もできる」という点で共通している。

意識と無意識の間で、常に何気なく起こり続けていること。

だからこそ疎かにすると問題にもなりやすいし、それらを意識できることによるメリットも大きい。

そして、講座等で扱う材料としてとても面白い。

【残2席】セルフ整体入門~姿勢と呼吸~