文京区後楽園・春日駅5分の整体院「心身バランス整体アルボル」院長の下田です。

今日は、慢性痛を改善するために大事な「感覚」と「思考」の話です。

「治る」とは、あなた自身が「変わる」こと

例えば、慢性的な腰痛を根本的に改善しようと思ったら、、

「治してもらう」のではなく「自分自身が変わる」という意識が必要です。

なぜなら、

慢性的な腰痛の原因は本人の「習慣」の中にあるからです。

整体などの施術によってその場で痛みが和らいだとしても、日常の中で繰り返してきた「痛みを作るような習慣」を引き続き繰り返していたのでは、すぐに同じような痛みが出てしまうのは目に見えていますよね。

若いうちは、痛みが出てもなんらかの治療を受けて一度痛みが改善したら、習慣を変えなくてもしばらくは痛みの無い状態が続いたかもしれません。

それは、まだ体に十分なしなやかさも体力もあったからであり、ある意味「若さゆえ」の特権です。

しかし、だからこそ本当の原因である「習慣」の改善に意識がいかず、今現在の「なかなか治らない痛み」を時間をかけて作ってきた、という見方もできます。

年齢とともに必ず体も変化しますので、同じような治療を受けても改善できなくなったり、すぐに痛みが再発してしまうといったことが起こりやすくなります。

「痛みを作りやすい体」を作っている?

それを「年齢のせい」ということもできますが、本当の原因は「痛みを作る習慣を続けている」ことだと言えます。

この習慣を繰り返している限り、あなたは自分で痛みを作り続けているわけだし、繰り返し続けることであなたの体はどんどん「痛みを作りやすい体」になっていきます。

こんな話をすると、説教のように聞こえてしまうかもしれません。

ひょっとしたら、「痛みが自分のせいだなんて!」と、気を悪くされる方もいるでしょうか?

しかし、ここを理解して受け入れない限り、その人は一生痛みを引きずるだけでなく、年齢とともに痛みや不調が増え、どんどん治りにくくなると言うサイクルから抜け出せません。

痛みを作り続ける習慣とは?

それで、問題は、

「自分のどの習慣が痛みを作っているのか?」

ということと、

「その習慣をどうやったらやめられるのか?」

ということですね。

それらに関しては、人によって症状も状況も様々なので、実際に体の状態を診て、話を聞いてみないとなんとも言えません。

自分ではわからない場合は、治療家や専門家に実際に診てもらうのが一番だと思います。

その際に覚えておいて欲しいのが、

ただ「治療で直してくれる治療家」よりも「痛みの原因となっている習慣」を見極めて、「習慣改善のためのアドバイス」もしてくれる人を探す方がいいということです。

これは、症状が慢性的であるほど重要なポイントになります。

腰痛の原因や対処法については→こちらの記事もご覧ください

その他の症状については→こちら

「劇的な改善」ばかりを求めてしまっていませんか?

ここからが今日最もお伝えしたいことになります。

治療を受けるにしろ、自分で改善に取り組むにしろ、早く改善するために最初に身につけて欲しいのが「小さな変化を喜べる感覚」です。

例えば、10あった痛みが9になったとして、「良くなってる!」と喜ぶ人と「まだ痛みが残っている」と不満を感じる人がいます。

当然ですが、早く良くなるのは後者。残った痛みよりも良くなっていることの方に意識がいく人です。

「残った痛みを無視する人」や「ちょっと楽になったらすぐに改善の努力をやめる人」ではありません。

「少しでも良くなったのだから、さらに良くなるに違いない」と、ポジティブに改善に取り組める人です。

そう言う人の方が早く良くなるのは、単純に気持ちがポジティブな方がストレスが少ないので、痛みが出にくく、体の治癒力も働きやすいと言う理由もあります。

でも、理由はそれだけではありません。

改善を「プロセス」で見る

慢性的な痛みの場合、完全に痛みが解消するまでにある程度時間や回数が必要かかったり、いくつかのプロセスを経て改善させていく必要があったります。

たとえ最善の取り組みができて順調に良くなっているとしても、同時に痛みも順調に減っていくとは限りません。

改善のプロセスも様々

最初は痛みは減らなくても、ある時点からどんどん痛みが減離始めたり、突然痛みがなくなってしまうケース。

最初は一気に痛みが減ったけど、途中からは緩やかに減っていくケース。

何度か痛みが出たり引いたりしながら、体全体のバランスの向上に伴って痛みが出なくなっていくケース。

など、様々です。

原因の改善と症状の改善が正比例するとは限らないのです。

(症状はすぐに無くなったけど、原因は改善されていないというケースもあります)

ですので、

根本的な改善のために時間をかけて取り組んでいく場合は、痛みのある無しに一喜一憂するのではなく、体全体のバランスや動きなどの「小さな変化」も丁寧に受け止めながら、短期的な変化と長期的な変化の両方を見て、判断材料にしていくことが必要になります。

例えば、慢性的な腰痛に対してなんらかの治療法や運動をやってみたとして、最初はほんの少しの変化しか起こらないかもしれません。

痛みが0になることを期待していると、10の痛みが9になっただけでは不満の方が大きいかもしれません。

でも、今日このやり方で10の痛みが9になったのであれば、明日は痛みが8になるかもしれません。

今日9になった痛みが、明日は10に戻って閉まったとしても、体の治癒力が回復し始めていれば、同じやり方で今度は痛みが8まで減るかもしれません。

辛い痛みに苦しんでいる最中は当然「少しでも早く痛みを無くしたい」と言う気持ちにもなるでしょう。

しかし、今ある痛みだけに一喜一憂していると、根本的な改善のためのプロセスが見えにくくなります。

痛みよりも重要視すべき変化とは?

もう一つ、この改善のプロセスを見ていくときに大事なのは、「痛みが減ったかどうか?」だけでなく「全身のバランスや動きやしなやかさ」といったことも見ていくことです。

実は、根本改善のためには、「その場で痛みが減ったかどうか」よりも、「バランス」や「しなやかさ」の方が重要です。

もちろん、痛みの増減も一つの目安にはなるので、無視していいというわけではありません。

施術や健康法の実践によって体に起こっている様々な変化を、できるだけ繊細に逐一感じ取りながら、全体的、長期的に変化を受け止めていくことが大事なのです。

小さな変化を喜べるか?

少しでも痛みが減ったことに喜び、

体のバランスやしなやかさが改善されたことに喜び、

なんとなく呼吸が深くなったり、寝起きが良くなったり、痛みの出る頻度が減ったり、快適に歩ける時間が少し長くなったことに気づき、そういった小さな変化を喜ぶ。

そういう感覚と思考があれば、それは改善の大きな助けになります。

というか、そんな感覚や意識があれば、何をやっても効果が出やすくなり、どんな痛みや不調もより早く改善していくでしょう。

「幸せは、探すものでも成るものでもなく、すでにそこにあると感じるものだ」という考え方があります。

この考え方とそれに気づく感覚が、慢性痛の改善のためにも必要だということです。

新しい治療法や健康法を探す前に、、

いつも言っていることですが、あなたの体を治せるのはあなたしかいません。

治療や施術にできるのは、あくまで補助です。

だから、当然あなた自身の感覚や意識や行動が、痛みの発生にも改善にも一番大きく影響します。

「いろいろな治療や健康法を試したけど、なかなか良くならない」という場合、他の治療や健康法を探す前に、あなた自身の意識や考え方を見直してみて、改善しやすい意識や考え方に変えてみる、ということもやってみてください。

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自分の体と丁寧に向き合い、痛みを作り続ける習慣を変えたい方は、メール講座で紹介している方法も試してみてください。

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