ひょっとしたらあなたも「腸停滞」かもしれません!

「いつもなんとなくお腹の調子が悪い」
「排便した後も残便感がある」
といった症状はありませんか?
最近、腸の運動する緒からが弱い「腸停滞」の人が増えているようです。
腸の運動が弱くなると、消化、吸収、排泄がうまく行われず、排泄されなければいけない不要な老廃物や毒素が、体内に長期間溜まることになり、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルをはじめ、下腹部の張り、腹痛などの原因になる上、大腸がんのリスクも高くなります。
心身の健康は腸の健康から!

「なんとなく疲れやすい」「肩が凝る」といった体の不調の原因のひとつに、免疫力の低下があります。
最近の研究では、免疫機能の8割は小腸の粘膜である「腸管」に存在することが明らかになっています。
口や胃、腸、肛門は、体内にありながら下界とも接していますので、栄養を消化吸収する役目と共に、外から侵入してくる病原菌や有害物質を食い止める「関所」の役割も担っています。
また、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の98%は腸で作られているということも解明されています。
腸の調子は、消化吸収のみならず、免疫機能や心の健康にまで影響を及ぼしているということですね。
■食物繊維の選び方
腸の健康に欠かせないのが「食物繊維」ですね。
でも、食物繊維は2種類あり、それぞれ働きが違うということを知っている方は少ないようです。
●下痢を予防するには「水溶性食物繊維」
水溶性食物繊維は水分を含んでゲル状になり、便を適度な硬さにする働きがあります。
野菜、芋、豆等に多く含まれます。
<水溶性食物繊維を多く含む食品>
かんぴょう、大麦(押麦)、ピュアココア、わかめ、こんにゃく、山芋、ゆりね、納豆、きんかん、など
●便秘を予防するためには「不溶性食物繊維」
不溶性食物繊維は、便のかさを増して、排便しやすく、腸のぜん動運動を促進します。
豆類やキノコに多く含まれます。
<不溶性食物繊維を多く含む食品>
きくらげ、干しシイタケ、抹茶(粉)、かんぴょう(乾)、インゲン豆、玄米、おから、あずき、など
■腸を健康に保つには?
①適度の運動をする
毎日の心地よいくらいの運動が、腸のぜん動運動を促進します。
②よく噛んで食べる
早食い、丸呑みは胃腸に負担をかけます。ひと口30回以上を目標にしっかりと噛んで食べるクセをつけましょう。
③ストレスを溜めない工夫をする
ストレスが多いと消化不良が起こり、腸の運動も減退し、腸内環境が乱れやすくなります。
④体を冷やさない
腸は冷えると働きが弱まります。
温かい物や、胃腸を温める食品(生姜など)を食べたり、腹巻をするなどして、内側、外側から腸を温める工夫をしましょう。
足湯をするのも効果的です。
⑤「食物酵素」をしっかり摂る
腸の健康に「酵素」は欠かせません。
酵素が豊富に含まれているミソや納豆などの発酵食品や生野菜、果物から摂れる「食物酵素」を積極的に摂りましょう。
ただ、スーパー等で市販されているミソや納豆の多くは、大量生産のために、製造過程で酵素が失われていたり、野菜や果物は、残留農薬等の害も無視できない、という問題がありますので、慎重に選ぶ必要があります。
当院では、安全に効率よく酵素を摂取できる発行酵素食品等もご紹介しています。
⑥「潜在酵素」を温存する
潜在酵素とは、人が生まれた時から持っている酵素で、体内でしか作ることができず、1日当たりの生産量もごくわずかです。
生活のリズムの乱れや、疲労の蓄積、加齢などで活性酸素が増え、人間の身体は酸化していきます。
「酸化=老化」でもありますが、酸化に対抗するために酵素が使われています。
潜在酵素を無駄使いしないように睡眠をしっかりとって体を休め、「食物酵素」で不足している酵素を補い、体が酵素不足にならないように気を付けましょう。
潜在酵素をセーブして、腸内環境を回復させるために、定期的にファスティング(酵素断食)をするとをお勧めしています。
⇒野草酵素ファスティングプログラムの詳細とお申し込み
