これまで、マインドフルネスには興味があったけど難しそうだからと敬遠してきた人、学んだり実践してはみたけど継続できない人にはおススメのマインドフルネス実践法です。
▼とりあえず方法だけ知ってやってみたい方は動画をどうぞ
「6秒マインドフルネス」とは?
激動と不安の時代に必須のマインドフルネス
マインドフルネスは、ストレス軽減や集中力アップ、感情のコントロールやリラックス効果など様々な効果が認められていて、世界中で注目されています。
➡マインドフルネスについて詳しくはこちら
今後、社会や経済の急激な変化や不況の中で、ますますマインドフルネスを必要とする人が増えてくるでしょう。
本当は、社会がどんな状況であっても、心の基礎作りとして取り組むべきだと個人的には思うのですが、
今まで敬遠されていた方も、昨今の激動と不安を期に、ぜひ生活の中に取り入れてみることをおススメします。
良いとわかっていても実践できない問題
マインドフルネスの実践法として代表的なのが「瞑想」です。
ネットで調べれば、解説や実践法もたくさん出てくるので、それに従ってやれば、誰でも簡単にできます。
ただ実際は、
「難しい」
「時間がない」
「集中できない」
「やるのを忘れてしまう」
「やり方が合っているかわからない」
といった理由で、敬遠していたり、1~2回はやってみたけど継続はできていない、という人がほとんどのようです。
実は、、
僕も瞑想で何度も挫折してきた一人です。
一時期は毎日朝夕1時間ずつの瞑想を続けていた時期もあります。
その時は効果もかなり実感できたし、続けるべきだとは思っていました。
しかし、日々の仕事や、やるべきことに追われたり、サボり癖に負けて段々とやらなくなり、そのうち効果も感じにくくなり、全くやめてしまう
ということを何度か繰り返しました。
精神的、時間的に余裕のない人にこそ必要なのに、そういう人ほど実践できない
という悩ましい問題が立ちはだかるわけです。
そんな僕でも楽しく実践、継続できて、効果も実感できているのが「6秒マインドフルネス」です。
簡単なわりには即効性もあり、マインドフルネスの基礎力となる「気付き」の頻度や精度を上げるのにも有効です。
6秒マインドフルネスのやりかた
やり方は超簡単!
①2秒息を吸う(鼻から)
②3秒かけて吐く(鼻でも口でもOK)
③最後に一言「よし!」
これだけです。
やるべきタイミングは
✅イラっとした瞬間
✅何となく不安な時
✅何かにとりかかる前
✅寝起きや寝る前
✅その他、思い立った時はいつでも
ポイント
👉6秒間は呼吸に集中する
マインドフルネスの基本は「“今ここ”の感覚に意識を向けること」です。
ストレスや感情についてあれこれ考えながらではなく、6秒間だけはただ呼吸の意識を向けてください。
👉1回で劇的な効果を求めるよりも何回もやる
6秒ではそこまで深いマインドフルネスは望めません。
ただ、いつでも簡単にできることで「自分の無意識の反応に気付く機会が増える」という効果があります。
うまくやれば即効性もありますが、もっと大事なのは、日常の中での「自分に気づく」習慣を身につけることです。
👉③の「よし!」は自分の好きな言葉で良い
最後の1秒での一言は「ありがとう!」「愛してる」などでも構いません。
気持ちがポジティブに向かうような言葉が良いですが、複雑な言葉にするとやりにくくなったり、言葉と現実のギャップにモヤモヤする可能性が出てきます。
できるだけシンプルで、多くの意味を含まない「よし!」や「オッケー!」などがおススメです。
なぜ「6秒」なのか?
6秒がいい理由は2つ!
①怒りのピークは6秒しか続かないから
感情の中でも最も厄介だと言われる「怒り」のピークは6秒しか続かないと言われています。
怒りが湧いた時に、その怒りに反応することなく6秒やり過ごせば、自然と心が落ち着き、コントロールしやすくなります。
怒り以外の感情に対しても同じ。
6秒間だけでも呼吸にフォーカスすることで、ストレスや感情を無駄に増幅させるの抑制しやすくなります。
②「一呼吸+ひとこと」で、だいたい6秒になるから
上に書いた「やりかた」通りにやってみると分かると思うのですが、普通に深呼吸して「よし!」と言うと、だいたい6秒くらいになります。
わざわざ6秒数える必要はありません。
とにかく思い立ったら、呼吸にフォーカスしながら一呼吸して、「よし!」
正確に6秒である必要もありません。
重要なのは、どこでも、すぐに、簡単にできるということです!
動画で解説していますので見てみてください。
マインドフルネスに関する個人指導はオンラインでも受けられます
