「やる気が出ない」「イライラする」そんな時は、、

「やる気が出ない」「集中できない」「なにかとイライラする」といった症状は、「脳疲労」のサインかもしれません。
その根本的な原因は、意識が「今ここ」になく、常に過去や未来にばかり向かっている状態が慢性化していることです。
マインドフルネス呼吸法で現在に意識を向ける訓練をすることで、疲れにくい脳を作りましょう。
マインドフルネス呼吸法の実践
①基本姿勢
・あぐらをかくか、イスに座って、背筋を伸ばした姿勢で座ります。

・目は閉じるか、半目で少し先の床を見るようにします。
②身体の感覚に意識を向ける
・お尻や足がイスや床と触れている感覚、手や太ももが触れあっている感覚を感じます。
・体に感じる重力、周りの温度、空気が皮膚に触れる感覚に意識を向けます。
③呼吸に意識を向ける
・出入りする息が鼻の穴に当たる感覚/息の温度/呼吸と共に胸やお腹の動き/呼吸の深さ 等に意識を向けます。
・呼吸をコントロールするのではなく、あくまで自然な呼吸を観察します。
・自然な呼吸に集中するのが難しい場合は、1,2回深呼吸してから再び普通の呼吸に戻す、呼吸を数える、等を試してみてください。
④雑念が浮かんだときは、、、
雑念が浮かんだという事実に気付き、再び呼吸に意識を戻します。
雑念が湧くのは当然のことなので、自分を責めたりしない。
雑念を無くそうとするのではなく、雑念が湧いたということに「気付き」、それを「手放し」、呼吸に意識を戻す。
この繰り返しが「今ここ」に意識をとどめる訓練になります。
実践するタイミングや時間は?
思い立った時、イライラや注意散漫になっているのを感じた時に、5分でも10分でもいいのでやってみましょう。
短時間でもいいので毎日実践することが大切です。
脳は「習慣」が好きなので、毎日同じ場所で同じ時間に行うのもおススメです。
1日5分も取れないくらい忙しい方は「6秒マインドフルネス」も試してみてください。
オンラインでのマインドフルネスの指導も行っています
